Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/kiha110-Aご紹介 モデルランド田中/2016.6.15 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitraxの4,6シリーズSoundFXデコーダ(メモリ4Mbit以上) ◆本spjファイルのSDF(SoundFXデコーダ用のサウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成 したものを、当店で6シリーズ用に一部を改造したものです。 ◆SPJ(Sound Project File)名: kiha110-B2.spj--- F7をチャンネル3の最優先に変更 ◆推奨利用車種: キハ110などのカミンズ製NTA-855(DMF14HZ)エンジン車 ◆ファイル内容: お客様(日立みさと様)がキハ110等の音データ(wavファイル)を独自に編集され、一部当店で追加編集した 音データと合わせ、上記SDFをベースにキハ110用spjファイルを構成しています: 001 アイドル音 => キハ110系のエンジンアイドリング音、 002 走行開始 => キハ110系のエンジンの加速音1、 003 力行音 => キハ110系のエンジンの走行音、 004 力行OFF => キハ110系のエンジンを力行からアイドルにする時の音、 005 車両選択音 => キハ110系のエンジンスタート音、 006 F4(エア抜き), 停止時音 => ディーゼルカーのドア関連のエア抜き音、 007 車両解放音 => キハ110系エンジンが停止する時の音、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => キハ110系のホイッスルの音、 011 F3ブレーキ => ディーゼルカーがブレーキ軋み音を発しながら停車するときの音、 012 再加速 => キハ110系のエンジンの加速音2、 013 F4(コンプ開始音) => 未使用、 014 F4(コンプ音) => キハ110系のコンプレッサー音、 015 F4(コンプ終了音) => 未使用、 016 F5(短笛) => キハ110系のショートホイッスルの音、 017 F6(ドア音) => キハ110系のドア閉じ時の音、 018 F8(笛) => 車掌の笛の音、 019〜021 F7(空ぶかし)/F7(空ぶかし)/F7(空ぶかし) => キハ110系のエンジン空ぶかし音(開始/反復/終了)。 ◆ファンクション F0- ヘッド/テールライトON/OFF、 F1- 未使用、 F2- ホイッスル(長笛)、 F3- ブレーキ音、 F4- ONにすると即エア抜き音が1回発生(013〜015にコンプレッサー音を入れておくと、F4OFFでは CV144,CV145の値にしたがってコンプレッサー音が繰り返される)、 F5- ショートホイッスル(短笛)、 F6- ドア閉じ時の音、 F7- エンジン空ぶかし音、   F8- 車掌(小湊鉄道)の笛の音、 F9,F10,F11,F12- 未使用。 ◆サウンド関係のCV値 []内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム 1-15 [9] CV140 動力音のボリューム 1-64 [40] CV141 F4 ON(エア抜き音)のボリューム 1-64 [60] CV142 F2(警笛)のボリューム 1-64 [64] CV143 F4 OFF(コンプレッサー音)のボリューム 1-64 [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 1-127 [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 1-64 [15] CV146 F3(ブレーキ音)のボリューム 1-64 [55] CV147 F5(未使用予備)音のボリューム 1-64 [60] CV148 F6(ドアチャイム)のボリューム 1-64 [60] CV149 F8(車掌の笛)のボリューム 1-64 [60] CV150 F7(空ぶかし)のボリューム 1-64 [60] ◆備考 アドレスを選択すると「エンジンスタート音」を発した後、「アイドル音」に移行します。 スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、一定にしておくと、 やがて「力行音」に変わります。 しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、 スロットルを少しでも下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」に変わります。「アイドル音」で 走行中に、スロットルを上げると「再加速」音がして「力行音」になり、スロットルを下げた場合は そのまま「アイドル音」を継続し、停車すると「F4(エア抜き)、停止時音」を発します。 また、「再加速」音の最中にスロットルを下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」に変わります。 アドレスを開放すると、エンジン停止音となり、以降無音となります。  D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値)が 不連続になったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの上げ 下げによる音のコントロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式のDT402では、 確実に出力ステップを刻みますのでコントロールも確実になります。 ◆モデルランド田中は、この資料とkiha110-B2.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し責任を負いません。