Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/kiha52−Bご紹介 モデルランド田中/2016.6.6 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitraxの4,6シリーズSoundFXデコーダ(メモリ4Mbit以上) ◆本spjファイルのSDF(SoundFXデコーダ用のサウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成 したものを、当店で6シリーズ用に一部を改造したものです。 ◆SPJ(Sound Project File)名: kiha52-B1.spj --- F7をチャンネル3の最優先に変更 ◆推奨利用車種: キハ52などのDMH17エンジン車 ◆ファイル内容: お客様(日立みさと様)がキハ52-125等の音データ(wavファイル)を独自に編集され、上記SDFをベースにキハ52用spjファイル を構成しています: 001 アイドル音 => キハ52-125のエンジンアイドリング音、 002 走行開始 => キハ52-125のエンジンの加速音1、 003 力行音 => キハ52-125のエンジンの走行音、 004 力行OFF => キハ52-125のエンジンを力行からアイドルにする時の音、 005 車両選択音 => いすみ200形のエンジンスタート音、 006 F4(エア抜き), 停止時音 => キハ52-125のドア関連のエア抜き音、 007 車両解放音 => キハ52-125エンジンが停止する時の音、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => キハ52-125のホーンの音、 011 F3ブレーキ => キハ52-125がブレーキ軋み音を発しながら停車するときの音、 012 再加速 => キハ52-125のエンジンの加速音2、 013〜015 F4(コンプ開始音)/F4(コンプ音)/F4(コンプ終了音) => キハ52-125のコンプレッサー音風合成音、 016 F5(未使用予備) => 未使用、 017 F6(連結音) => 連結器音、 018 F8(笛) => 小湊鉄道の車掌の笛の音、 019〜021 F7(空ぶかし開始)/F7(空ぶかし反復)/F7(空ぶかし終了) => キハ52のエンジン空ぶかし音。 ◆ファンクション: F0- ライトON/OFF、 F2- 警笛、 F3- ブレーキ音、 F4- ONにすると即エア抜き音が1回発生、OFFにしておくとCV144,CV145の値にしたがって コンプレッサー音が繰り返される、 F5- 未使用、 F6- 連結音、 F7- エンジン空ぶかし音、   F8- 車掌(小湊鉄道)の笛の音、 F1,F9,F10,F11,F12- 未使用。 ◆サウンド関係のCV値: []内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム 1-15 [9] CV140 動力音のボリューム 1-64 [40] CV141 F4 ON(エア抜き音)のボリューム 1-64 [60] CV142 F2(警笛)のボリューム 1-64 [64] CV143 F4 OFF(コンプレッサー音)のボリューム 1-64 [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 1-127 [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 1-64 [15] CV146 F3(ブレーキ音)のボリューム 1-64 [55] CV147 F5(未使用予備)音のボリューム 1-64 [60] CV148 F6(連結音)のボリューム 1-64 [60] CV149 F8(車掌の笛)のボリューム 1-64 [60] CV150 F7(空ぶかし)のボリューム 1-64 [60] ◆備考  スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、 一定にしておくと、やがて「力行音」に変わります。しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、 スロットルを少しでも下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」に変わります。 「アイドル音」で走行中に、スロットルを上げると「再加速」音がして「力行音」になり、スロットルを 下げた場合はそのまま「アイドル音」を継続し、停車すると「F4(エア抜き)、停止時音」を発します。 また、「再加速」音の最中にスロットルを下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」に変わります。  D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値)が 不連続になったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの上げ 下げによる音のコントロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式のDT402では、 確実に出力ステップを刻みますのでコントロールも確実になります。 ◆モデルランド田中は、この資料とkiha52-B1.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し責任を負いません。